先日炊飯器が壊れて以来、土鍋でお米を炊いています。
ガスコンロの炊飯モードを素直に使用してみたら、底に真っ黒なお焦げが出来てしまいました。
途中、火力を調節すると焦げは少なくなるのですが、他ごとをしているとうっかり忘れてしまいます。
ネットで検索したところ、ガスコンロの炊飯モードには専用の鍋が必要なようですね!
改めて使用説明書を見ると、確かに「別売りの炊飯専用なべをお使いいただくと、上手に炊飯できます」と書いてあります。
そして土鍋は「適さない(温度を正しく検知しない場合あり)」となっていました。
なんと、ガス炊飯なら土鍋と思っていたのに!
我が家のガスコンロ、Rinnaiグリル付ガストップ(RBG-N31A8GS3R)の炊飯モードについてまとめてみました。
Rinnaiグリル付ガストップ(RBG-N31A8GS3R)について
我が家で使用しているのは、システムキッチン用のビルトインコンロです。
10年以上前の商品のため新品を購入される方は少ないかと思いますが、中古マンション購入時等、すでに設置されているかもしれません。
三口のうちのひとつに温度センサーが付いており、揚げ物・炊飯の温度管理と、グリルにもタイマーが付いているので時間が来ると自動で火を消してくれます。
炊飯モードは10年以上経って初めて使うことになりましたが、その他機能は結構重宝しています。
炊飯モードには「おかゆ」「洗米すぐ」「洗米おき」の3つのモードがあります。
お米を洗ってすぐに炊きたいときは「洗米すぐ」、1時間以上水につけて置いたお米の場合は「洗米おき」を選択するようです。
交換部品等はリンナイ公式部品販売サイト R.STYLEで販売されています。
⇒URL:http://www.rinnai-style.jp/parts/list/40-0187.html?cat_id=001001002019
炊飯モードを使ってみる(無水鍋)
まずは無水鍋で炊いてみました。
16時頃に鍋にお米と水を入れてコンロに置き、18時頃に火をつけてから「洗米すぐ」に設定し、レバーを「炊飯」に合わせました。
火加減はコンロが管理してくれます。
初めは強めの中火、蒸気が出てきてしばらくすると、自動で火が弱まります。
火が止まってから15分以上放置し、蓋を開け、ご飯を救ってみると・・・。
なべ底に付いたご飯が少し茶色くなっていました。
「お焦げ」ですね。
無水鍋ではそれほど焦げ付きはありませんでした。
しかし、無水鍋は煮物蒸し物に使いたい・・・。
炊飯モードを使ってみる(土鍋)
やはりガス炊飯なら土鍋でしょう!と思い、次は土鍋で炊いてみました。
雑炊などでは何度も使っている土鍋です。
夜寝る前にお米と水を入れてコンロに置き、朝6時半頃に火をつけてから「洗米すぐ」に設定し、レバーを「炊飯」に合わせました。
無水鍋と同じように、火加減はコンロ任せにしてみます。
無水鍋と同じように、初めは強めの中火、蒸気が出てきてしばらくすると、自動で火が弱まります。
火が止まってから15分以上放置し、蓋を開け、ご飯を救ってみると・・・。
なべ底に付いたご飯が少し黒くなっていました。
無水鍋より焦げ付きますね!
ご飯が鍋底にくっついてしまって、しばらく水に浸したり、捨ててしまう部分が出来てしまうのはもったいないと思いました。
しかし、やり方が悪いのかも知れません。
ネットを見て、水を増減してみたり、蒸気穴に菜箸を刺してみたり、ふた周りをタオルで覆ったり、炊飯モードにしながらも途中で火を弱めたり。※炊飯モードでも火加減を調節することが出来るようです。
そして昨日・今日と焦げなしで炊き上がりました!
炊飯モードで蒸気が出るまではコンロに任せ、蒸気が出て少し時間を置いたら火を消してしまいます。
火を消すのが早すぎるとべたついてしまうので、そこは少し調節が必要です。
炊飯モードで火が弱まったら消してしまうのが一番良いような気がします。
火を切ってから30分くらい放置しました。
この辺りはもう少し様子を見て追加したいと思います。
ちなみに焦げ付いてしまったご飯は、炭状ではないのでお茶漬けにして食べました。
炊飯モードに対応する鍋の種類
ネットで検索で炊飯モードには専用鍋が必要という情報を得て、ようやくコンロの説明書を読みました。
炊飯専用なべが3種類、紹介されていました。
大きさにより型番があります。これらは3種類の炊飯モード全てに対応します。
RTR-03A ・・・炊飯3合 全粥0.5合
RTR-300D・・・炊飯3合 全粥1合 7分粥0.5合
RTR-500 ・・・炊飯5合 全粥1合 7分粥0.5合
また、アルミ鍋(厚さ2mm以上)も全モードに対応するようです。
そして土鍋は「おかゆ」以外使用不可でした。
センサーが温度管理を上手くできない素材なのですね。
なので、土鍋で炊きたいときには自分で温度調節が必要なようです。
しかし、毎回調節するのも大変そうなので、RTR-500を購入することにしました。
|
今週中には到着する予定なので、使い始めたらまた追加したいと思います。
水加減について
我が家はここ数年、東洋ライス株式会社さんの「金芽米」を利用しています。
「金芽米」を初めて購入したときに付属してきた金芽米専用カップは、炊飯器付属の軽量カップ(180cc)より少なめです。
土鍋では金芽米専用カップ1カップのお米に付き200ccのお水で炊いています。
炊飯器で炊いていたときと同じ対比です。無洗米や通常米も、炊飯器と同じ水加減からはじめると良いかもしれません。
金芽米専用カップについては東洋ライス株式会社さんのホームページに記載されています。
⇒URL:http://www.toyo-rice.jp/kinmemai/about/takikata.html
最後に
ガスで炊くと美味しいと言われますが、私には差がよくわかりません。
でも、今日は上手に炊けるかなと、いろいろ試してみるのは楽しかったです。
また、炊飯器と違って鍋はコードがないので、好き勝手に移動できるのが魅力的。
炊きあがったご飯の保温が出来ないのが欠点ですが、炊飯器を使っていても残ったご飯は他の容器に移していますし、手間としては同じかもしれません。
炊飯器も高いし、買わなくてもいいかなと思う今日この頃です。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!