最近よく噛まれるので記録。
先日(2020年5月22日)、14年ぶりに日本国内で狂犬病の発症がありました。そして、発症が確認されて1か月にも満たない6月13日に、その患者さんはお亡くなりになられたそうです。
狂犬病は発症するとほぼ100%死に至るという恐ろしい病気。しかも、神経の異常でとても苦しむとか。水や風を怖がったり、幻覚や麻痺、精神錯乱など、様々な症状があるようです。
報道では昨年9月頃に海外で噛まれたことが原因とのことなので日本で感染したものではないようですが、野生の動物が海外から入ってくることは皆無ではないので、十分に注意したいものです。
ただ、毎年きちんと狂犬病のワクチンを接種していれば、自宅の飼い犬からの感染は低確率(2020.7.4現在、日本国内での感染は1957年以降確認されていないそうです)。知らない犬や蝙蝠などの野生生物に傷付けられた場合は小さな傷でも病院へ行った方がよさそうですね。できるだけ早く。発症前なら狂犬病ワクチンの接種で予防が可能なようです。
参考:厚生労働省ホームページ 厚生労働省 狂犬病に関するQ&Aについて
4月に飼い犬に噛まれた際には、いつもより酷かったので外科に行きました。
軽めの傷の場合は自宅で治療してしまいますが、本来なら犬の口には様々な菌が繁殖しているので、病院には行った方が良いようですね。地面とか、舐めますしね。。。
免疫力の小さいお子様、お年寄り、よその人を噛んでしまった場合にも要病院です。
出来れば、噛んだ後すぐに。早ければ早いほど菌の増殖が抑えられるそうです。
病院で確認されるのは、相手が狂犬病のワクチンを接種している犬か否か。
ワクチンを接種していない犬に噛まれた場合には、狂犬病のワクチンを接種することになるようです。
傷が酷い場合には破傷風の注射もあるようですが、私はそこまでひどくなかったようで、傷の手当と抗生剤の点滴のみでした。
抗生剤も早めに接種しておいた方が治りが早く、腫れも治まりやすいようです。
一日置いたからか、いまだに抑えると中心部に痛みはありますし、関節の曲がりが悪くなってしまっています。
↑そう言いつつ、先月末近くに噛まれた傷は小さかったため、自宅で治療。
ひと噛みだったし、腫れなかったし。。。
また、1週間以上経過した後に膿が出ることもあるので要注意だそうです。
私も薄いのですが出てきたので、お医者様にしっかり絞られました。(痛い)
自宅での治療は、
1、噛まれた後、即座に流水で洗い流す。(痛くても5分くらいは流す)
2、消毒液をまんべんなく掛ける。もったいなくても数回繰り返す。
3、傷周りの水分を拭き取ってから抗生剤入りの傷薬を付けたガーゼを当てる。
この後、本来なら病院へ。
ちなみに、4月に噛まれた際に絆創膏を大量購入しましたが、どちらかというとシンプルなガーゼが一番使いやすかったかも。
6月の傷は指先だけだったので絆創膏でもよかったのですが、4月の傷は指の股や親指の付け根まで広範囲だったので、絆創膏もあちこちスリットを入れないと使えなかったり不便がありました。(毎回工作状態で)
シンプルなガーゼなら全体的に覆うこともできるので、どんな傷でも対応可能。
医療用テープと包帯が別途必要になりますが、噛まれるお宅なら断然シンプルガーゼ。
丁度新型コロナウィルスの関係でガーゼ不足だったので、小さなサイズしか店頭になく、しかも「おひとり様おひとつ」になっていたので絆創膏で乗り切りました。
常備、必要です。
・・・が。噛まれないことが一番ですね。